2021/08/20 20:00
こんにちは!
和田染工です。
お気に入りの手ぬぐい、
使っているとほつれてくる端が気になる…
という方もいるのではないでしょうか?
手ぬぐいが縫われていないのには
いくつか理由があります。
一つは乾きが早く、衛生的に保てるということ。
手ぬぐいは、本来汗を拭ったり、手を拭いたりするための布です。
生地の端を縫ってしまうと、その部分の生地が厚くなり、乾きが遅くなったり、
水分がたまり雑菌が発生する可能性があります。
端を縫っていないことで、早く乾き、衛生的に使えるというメリットが生まれます。
また、手ぬぐいを手で簡単に割けるようにという理由もあります。
応急処置の包帯替わりにする、使い古した手ぬぐいを掃除に使うなど、
手ぬぐいは、さまざまな用途に活用されてきました。
緊急事態でも簡単に手で割くことができるように端が縫われていないのです。
手ぬぐいのほつれですが、ずっと続くわけではありません。
しっかりとお手入れすれば、使っているうちにとまり、フリンジ状になります。
こちらは、2回洗濯した手ぬぐいです。
よこ糸がほつれて出てきています。
たて糸は切らないよう、
ほつれたよこ糸のみをカットします。
これを数回繰り返すことで、手ぬぐいのほつれは止まります。
ぜひ、お気に入りの手ぬぐいを大事に育てて
長く使ってくださいね。
<今日の手ぬぐい>
サイズ:約35×約90cm
素材:綿100%
水玉
sosog|和田染工有限会社
1951年遠州の地(静岡県浜松市)に創業の和田染工が手掛ける
ファクトリーブランド”sosog”
日本独自の染色技法「浜松注染」にこだわった商品をお届けします。
BASE Mag.では、注染のこと、手ぬぐいのことなどを随時紹介。
WEBサイト|https://www.hamamatsuchusen.com/
オンラインショップ|https://somewada1951.thebase.in/
Instagram|
Factory https://instagram.com/somewada1951
Product https://www.instagram.com/sosog_tenugui/